はじめに
釣りを始めたいと思ったとき、多くの人が最初に迷うのが「何を買えばいいのか」という問題です。釣具店には竿、リール、ライン、仕掛け、ルアー、エサ、クーラーボックス、プライヤーなど、さまざまな用品が並んでいるため、初めて見るとすべて必要に思えてしまいます。しかし、釣り初心者が最初から大量の道具をそろえる必要はありません。
釣りに必要な道具は、狙う魚や釣り場、釣り方によって変わります。シマノの初心者向け情報では、基本道具としてロッド、リール、ライン、ハリ、オモリなどが挙げられ、エサまたはルアーを用意することで釣りを始められると説明されています。また、釣り方によってはリールを使わない場合もあるため、すべての初心者に同じ道具が必要というわけではありません。
そこで本記事では、釣り初心者がまず知っておきたい基本の道具、あると便利な用品、安全のために用意したい装備、初心者セットの選び方、費用の考え方、釣り方別に必要な道具まで解説します。初めての釣りで余計なものを買いすぎないためにも、まずは自分がどんな釣りをしたいのかを考えながら必要な道具を選びましょう。
釣り初心者に必要な道具一覧
釣り初心者が用意する道具は、大きく分けると「魚を釣るための基本的な釣具」「釣りを快適にする用品」「安全を守るための用品」の3種類があります。魚を釣るためには竿やライン、仕掛けなどが必要ですが、釣り方によってはリールを使わない場合もあります。また、ルアー釣りならエサではなくルアーを使用するなど、釣り方によって道具の構成は変わります。
シマノの初心者向けページでも、ロッド、リール、ライン、ルアー、仕掛け、エサなどが基本道具として整理されています。DAIWAも、ロッドやリール、道糸・ハリスに加えて、ウキ、オモリ、ハリなど、仕掛けに必要な用品を紹介しています。
| 区分 | 主な道具 |
|---|---|
| 基本の釣具 | 竿・リール・ライン・仕掛け・ハリ・オモリ・エサまたはルアー |
| 便利な用品 | ハサミ・プライヤー・クーラーボックス・水汲みバケツ・フィッシュグリップなど |
| 安全用品 | ライフジャケット・釣り場に適した履物・季節に合った服装など |
重要なのは、これらをすべて一度に購入することではありません。たとえば堤防でサビキ釣りをするのか、ルアーでシーバスを狙うのか、川で魚を狙うのかによって、適した道具は大きく異なります。まず釣り方を決め、それに必要な用品だけをそろえるのが基本です。
釣り初心者がまず知っておきたい基本の道具
ここからは、釣りを始める前に知っておきたい基本的な道具を紹介します。すべての釣りで同じ道具が必要になるわけではありませんが、釣りの基本的な仕組みを理解するために、それぞれの役割を知っておくと道具選びがしやすくなります。
1.釣り竿
釣り竿は、仕掛けを操作したり、魚が掛かったときに魚を寄せたりするための基本的な道具です。一口に釣り竿といっても、海の堤防で使うもの、砂浜で使うもの、川で使うもの、ルアー釣りで使うものなど、さまざまな種類があります。DAIWAも、対象魚だけでなく釣り方やポイントによって使用するロッドのタイプが異なると説明しています。
そのため、釣り初心者が「とにかく一番長い竿を買う」「高価な竿なら何でも釣れる」と考えるのは適切ではありません。たとえば堤防で小型魚を狙う場合と、遠投して大型魚を狙う場合では必要な竿が変わります。最初は自分が行く釣り場と狙う魚に合った、扱いやすい竿を選ぶことが大切です。
竿の長さや硬さ、種類について詳しく知りたい場合は、狙う魚や釣り方を決めたうえで、対象となるロッドの特徴を確認するとよいでしょう。
2.リール
リールは釣り竿に取り付け、釣り糸を巻き取ったり、仕掛けやルアーを遠くへ送り出したりするための道具です。リールにもスピニングリール、ベイトリール、電動リールなどの種類があり、釣り方によって使い分けます。シマノは、初心者が扱いやすく汎用性の高いリールとして、フロントドラグ式のスピニングリールを紹介しています。
スピニングリールは、比較的軽い仕掛けやルアーを投げやすいことが特徴です。堤防でのエサ釣りやライトなルアー釣りなど、幅広い場面で使われています。ただし、リールの大きさは狙う魚や使用するライン、竿との組み合わせによって変わるため、「初心者ならこの番手」と一律に決めることはできません。
初めて購入する場合は、竿とリールを別々に考えるのではなく、組み合わせたときのバランスも確認しましょう。釣り方が決まっていない段階では、まず使用する竿や仕掛けに合ったリールを選ぶことが大切です。
3.ライン(釣り糸)
ラインは、リールから仕掛けまでをつなぐ釣り糸の総称です。釣りでは「道糸」「ハリス」などの言葉が使われ、それぞれ役割が異なります。素材にもナイロン、フロロカーボン、PEなどがあり、強度や伸びやすさ、扱いやすさなどに違いがあります。DAIWAも、ラインは素材によって強度や伸縮性、柔軟性などの特徴が異なるため、釣り方に応じて選ぶことが重要だと説明しています。
釣り初心者の場合、ラインの種類を最初からすべて覚える必要はありません。まずは使用する竿やリール、仕掛けに適したラインを選ぶことを優先しましょう。購入したリールにすでにラインが巻かれている初心者向けセットなどを利用すれば、ライン選びで迷う場面を減らせます。
釣りに慣れてきたら、魚の大きさや釣り場、仕掛けなどに応じてラインの太さや素材を使い分けると、より釣りを楽しめるようになります。ルアー釣りなどでは、メインラインの先にリーダーを使用する場合もあるため、釣り方に応じて必要なライン構成を確認しましょう。
4.仕掛け
仕掛けとは、ラインの先に取り付けて魚を釣るための部分です。針、オモリ、ウキなどを組み合わせるものがあり、釣り方によって構成が変わります。シマノでは「道糸から先の部分」を仕掛けとして説明し、ロッドやリールに合わせて仕掛けを選ぶことを勧めています。
釣り初心者が仕掛けをすべて自作する必要はありません。釣具店ではサビキ釣り、ちょい投げ、ウキ釣りなど、用途に応じた完成仕掛けが販売されています。初めてなら完成仕掛けを利用すると、針やオモリの組み合わせを一から考える必要がなく、準備を簡単にできます。
たとえば堤防でアジやサバ、イワシなどを狙うサビキ釣りでは、市販のサビキ仕掛けを使用する方法があります。DAIWAもサビキ仕掛けについて、市販品を購入する方法を紹介しています。
5.エサまたはルアー
魚を誘うためには、釣り方に応じてエサまたはルアーを用意します。エサ釣りでは、生きエサ、冷凍エサ、人工エサなどさまざまな種類があり、狙う魚に合ったものを選びます。ルアー釣りでは、魚に似せた疑似餌を使用し、ルアーを動かして魚を誘います。シマノではルアーをハードルアーとソフトルアーに大きく分けて紹介しています。
初めての釣りでは、「何のエサを買えばいいのか」「どのルアーなら釣れるのか」と悩みやすいところです。しかし、これも対象魚と釣り方を決めれば選択肢を絞れます。たとえばサビキ釣りではコマセを使用して魚を寄せ、サビキ仕掛けで狙う方法が一般的です。
釣具店で購入するときは、狙う魚と釣り場を伝え、その場所で実績のあるエサや仕掛けを教えてもらうのも一つの方法です。
釣り初心者にあると便利な道具
ここまで紹介した竿、リール、ライン、仕掛け、エサまたはルアーなどが、釣りを始めるための基本的な用品です。それとは別に、釣り場での作業や魚の持ち帰りを快適にする便利な道具があります。
ただし、これらはすべての釣りで必須というわけではありません。釣り方や釣行時間、魚を持ち帰るかどうかによって必要性が変わるため、最初からすべてそろえるのではなく、実際に釣りをして必要だと感じたものから追加していく方法でも問題ありません。
| 用品 | 主な用途 |
|---|---|
| ハサミ | ラインを切ったり、仕掛けを交換したりするときに使用します。 |
| プライヤー | 魚から針を外したり、仕掛けを扱ったりするときに役立ちます。 |
| クーラーボックス | 釣った魚を持ち帰る際の保冷や、飲み物などの保冷に使用します。 |
| 水汲みバケツ | 海水をくんで手を洗ったり、釣り場を流したりするときに役立ちます。 |
| フィッシュグリップ | 魚を安全に保持するときに使用します。 |
| タオル | 魚やエサを触った後の手を拭くなど、さまざまな場面で役立ちます。 |
| 収納ケース・バッグ | 仕掛けや小物を整理して持ち運ぶために使用します。 |
ハサミやプライヤーは、釣り場で仕掛けを交換したり、魚から針を外したりするときに役立ちます。特に針を外す作業では、魚が暴れて素手では扱いにくい場合もあるため、必要に応じてプライヤーなどを用意するとよいでしょう。
クーラーボックスは、釣った魚を持ち帰る場合に便利な用品です。魚を持ち帰らない場合でも、飲み物などの保冷に利用できます。必要な容量は釣行時間や対象魚、持ち帰る量によって変わるため、最初から大容量の商品を購入する必要はありません。
釣具は増やそうと思えばいくらでも増やせます。しかし、荷物が多くなれば釣り場までの移動や片付けが大変になります。シマノも、釣りを快適にする備品を紹介する一方、荷物が多くなりすぎないようコンパクトにまとめることを案内しています。
釣り初心者に必要な安全用品
釣り道具を選ぶときは、魚を釣るための用品だけでなく、安全に釣りをするための装備も考えましょう。海や川は自然環境の中にあり、足場が濡れている場所、急な天候変化、波、流れなどの危険があります。釣果を優先して無理をするのではなく、安全に釣り場へ行き、安全に帰ることを最優先にしてください。
特に水辺ではライフジャケットが重要です。海上保安庁の「ウォーターセーフティガイド 釣り編」では、防波堤・岸壁、磯、砂浜など釣り場ごとの注意点が示されており、ライフジャケットや釣り場に適した履物など、安全装備の重要性が案内されています。
| 用品 | 目的 |
|---|---|
| ライフジャケット | 水中への転落など、水辺での事故に備えるために使用します。 |
| 釣り場に適した履物 | 濡れた場所や足場の状態に配慮して選びます。 |
| 帽子・服装 | 日差しや季節の気温などに対応し、快適に釣りをするために使用します。 |
ライフジャケットは、釣り場の環境に合ったものを選び、正しく着用することが大切です。特に水面に近い場所や足場の悪い場所では、安全装備を軽視しないようにしましょう。
また、釣り針によるケガにも注意が必要です。キャストするときは周囲に人がいないことを確認し、仕掛けを扱うときも針先に不用意に触れないようにしましょう。DAIWAも、釣りの基本として仕掛けを投げる際に周囲の安全を確認することを案内しています。
海や川などの水辺では、携帯電話などの通信手段を用意しておくことも大切です。水濡れを防ぐため、防水ケースなどを利用し、出発前には電池残量も確認しておきましょう。
釣り初心者セットは買ったほうがいい?
釣り初心者が道具をそろえる方法の一つが、竿やリールなどがまとめられた初心者向けセットを利用することです。単品で一つずつ選ぶ場合は、竿とリールの組み合わせ、ライン、仕掛けなどを自分で確認する必要がありますが、セットなら必要な用品がある程度まとめられているため、初めてでも準備しやすくなります。
一方で、「初心者セットならどんな釣りにも使える」と考えるのは避けましょう。セットにもさまざまな種類があり、海釣り向け、ルアー釣り向け、管理釣り場向けなど、想定されている用途が異なります。シマノの初心者向けページでも、さまざまな釣りに対応する初心者向け製品が紹介されています。
| 選び方 | 特徴 |
|---|---|
| 初心者セット | 必要な道具をまとめてそろえやすく、初めてでも選びやすい方法です。 |
| 単品購入 | 狙う魚や釣り方が決まっている場合に、用途に合わせて選べます。 |
ただし、初心者セットだけですべてがそろうとは限りません。竿・リール・ライン・仕掛けが入ったセットでも、エサやルアー、ハサミ、ライフジャケット、クーラーボックスなどが別途必要になる場合があります。購入前にセット内容を確認し、自分がする釣りに必要なものが含まれているかチェックしましょう。
初めてで何を買えばいいのか分からないならセットを候補にしてもよいでしょう。一方、すでに「堤防でアジを釣りたい」「ルアーでメバルを狙いたい」など目的が決まっている場合は、その釣りに適した竿やリールを個別に選ぶ方法もあります。
釣り初心者の道具をそろえる費用はどのくらい?
釣り道具にかかる費用は、釣り方、対象魚、使用する道具、メーカーなどによって大きく変わります。そのため、「釣りを始めるなら必ず○円必要」と決めつけることはできません。DAIWAの初心者向けQ&Aでも、対象魚や釣り場によって道具が変わるため、費用も変わると説明されています。そのうえで、シンプルな川釣りなら1万円以内で一通りの道具をそろえられる例も紹介されています。
ただし、この1万円以内という金額は、あくまでシンプルな川釣りの一例です。海の堤防でリールを使う釣り、ルアー釣り、船釣りなど、すべての釣りに当てはまる金額ではありません。船釣りでは乗船料が必要になる場合もありますし、ルアー釣りでは複数のルアーを用意することもあります。
したがって、最初の予算を考えるときは「釣り道具全般にいくら使うか」ではなく、「自分が最初にする釣りに必要な道具はいくらか」という考え方が適しています。最初から高価な道具をそろえる必要はなく、実際に使ってみて不満を感じた道具から買い替えていく方法もあります。
釣り初心者が道具を買うときの選び方
釣り初心者が道具を選ぶときに最も大切なのは、「道具から決める」のではなく「釣り方から決める」ことです。釣り竿やリールには多くの種類がありますが、それぞれに得意な釣り方があります。DAIWAの初心者向け情報でも、対象魚やフィールドによってロッドの種類が異なることが説明されています。
たとえば、堤防でアジやイワシを狙うのであれば、サビキ釣りに対応した道具を選ぶ必要があります。砂浜や港内などでキスを狙うなら、ちょい投げなどに対応した仕掛けや竿が必要になります。ルアー釣りなら、狙う魚やルアーの種類に応じてロッドやリール、ラインを選びます。
つまり、「初心者だから一番安い道具を買う」というだけではなく、「自分がする釣りに合っていて、扱いやすい道具を選ぶ」ことが重要です。分からない場合は、釣具店で釣り場と対象魚を伝えて相談すると、必要な道具を絞り込みやすくなります。
釣り方別に必要な道具を紹介
同じ「釣り」でも、釣り方が変われば必要な道具も変わります。ここでは初心者が候補にしやすいサビキ釣り、ちょい投げ釣り、ルアー釣りについて、基本的な道具を整理します。細かな仕掛けや竿のスペックは魚種や釣り場によって変わるため、ここでは全体像を把握するための目安として考えてください。
| 釣り方 | 主な道具 | 特徴 |
|---|---|---|
| サビキ釣り | 竿・リール・ライン・サビキ仕掛け・コマセなど | 堤防や港内などでアジ、サバ、イワシなどを狙います。 |
| ちょい投げ | 竿・リール・ライン・投げ仕掛け・エサなど | 仕掛けを比較的近い場所へ投げて魚を狙います。 |
| ルアー釣り | ルアーロッド・リール・ライン・ルアーなど | 対象魚に合わせて道具やルアーを選びます。 |
サビキ釣りについては、DAIWAが堤防や港内、河口、磯などをフィールドとして挙げ、主なターゲットとしてマアジ、サバ、イワシなどを紹介しています。また、サビキ仕掛けは市販品を利用する方法も案内されています。
ちょい投げ釣りは、堤防や港内、砂浜などから比較的近い場所へ仕掛けを投げ、海底付近の魚を狙う釣り方です。狙える魚や仕掛けは釣り場によって異なるため、現地の情報を確認して道具を選びましょう。
一方、ルアー釣りは対象魚によって必要なロッドやリール、ルアーが大きく変わります。シマノの初心者向け情報でも、リールは対象魚や使用するライン、竿との組み合わせを考えて選ぶ必要があると説明されています。
釣り初心者が最初に買わなくてもいいもの
釣り道具は、必要なものをそろえるだけでなく、「最初は買わなくてもよいもの」を判断することも重要です。釣りを始めたばかりの段階で専門的な道具を大量に購入すると、実際には使わなかった用品が増えてしまう可能性があります。特に、まだ狙う魚や釣り方が決まっていないなら、購入を急がないほうがよいでしょう。
たとえば、大量のルアー、複数種類の専門ロッド、高価な収納用品、特殊な工具などは、必要性が分かってから追加しても遅くありません。最初は一つの釣り方に必要な道具をそろえ、実際に釣りをしてみることが大切です。
また、道具を購入すること自体が目的にならないよう注意しましょう。釣りを始めるために重要なのは、道具の数ではなく、釣り方に合った道具を安全に使えることです。経験を積むにつれて「もう少し遠くへ投げたい」「もっと軽い仕掛けを使いたい」などの希望が出てきたら、その段階で道具を買い足すと無駄が少なくなります。
釣り初心者が道具を買う前に確認したいこと
道具を購入する前に、まず自分がどんな釣りをするのかを整理しておきましょう。最初に確認したいのは、釣り場、対象魚、釣り方の3点です。これが決まれば、必要な竿やリール、ライン、仕掛けなどをかなり絞り込めます。
次に、釣り場で必要になる安全用品や持ち帰り用品を考えます。魚を持ち帰るならクーラーボックスなどの保冷用品が必要になりますし、足場の状態によっては釣り場に適した履物が必要です。海上保安庁も、釣り場によって異なる危険があるため、それぞれの環境に応じた安全対策を求めています。
購入前には次の点を確認しておくとよいでしょう。
- どこで釣るのか
- 何の魚を狙うのか
- エサ釣りかルアー釣りか
- 竿とリールが釣り方に合っているか
- ラインが釣り方や仕掛けに合っているか
- 仕掛けやエサ、ルアーが用意されているか
- 魚を持ち帰るのか
- クーラーボックスなどが必要か
- 安全用品を準備しているか
- 釣り場のルールを確認しているか
この順番で考えると、「とりあえず釣具店へ行って、よく分からないまま大量に購入する」という状況を避けやすくなります。分からない場合は、釣り場と狙う魚を決めたうえで釣具店に相談するのも有効です。
釣り初心者が釣行後にする道具の手入れ
釣り道具は購入して終わりではなく、釣行後に適切な手入れをすることも大切です。特に海釣りでは、道具に海水や汚れが付着するため、使用後にそのまま放置しないようにしましょう。
ロッドやリールなどの手入れ方法は製品によって異なります。基本的にはメーカーが案内している方法を確認し、必要な範囲で汚れを落としてから保管します。リールなどは無理に分解せず、製品の取扱説明書やメーカーのメンテナンス方法を確認することが重要です。
仕掛けやハサミ、プライヤーなどの小物も、使用後に汚れや水分を確認してから収納しましょう。クーラーボックスやバケツなども使用後に洗浄し、十分に乾燥させておくと、次回の釣行でも気持ちよく使いやすくなります。
釣り道具を長く使うためにも、釣行後の手入れを習慣にしておくとよいでしょう。
釣り初心者の道具に関するQ&A
Q. 釣り初心者は最初に何を買えばいい?
まずは自分がする釣りに必要な竿、リール、ライン、仕掛け、エサまたはルアーなどをそろえます。ただし、リールを使わない釣りもあるため、すべての人に同じ道具が必要なわけではありません。最初に釣り場と対象魚を決め、その釣り方に必要な道具を選ぶことが大切です。
Q. 釣り初心者セットだけで釣りはできる?
セットの内容が、自分のする釣りに対応していれば始められます。ただし、セットによって内容や用途は異なるため、購入前に竿、リール、ライン、仕掛けなど何が含まれているのか確認しましょう。セットに入っていないエサや小物、安全用品などが別途必要になる場合もあります。
Q. 釣り初心者は竿とリールを別々に買うべき?
必ずしも別々に購入する必要はありません。初めてで組み合わせに自信がない場合は、竿とリールがセットになった商品を選ぶ方法があります。一方、狙う魚や釣り方が決まっている場合は、それぞれの特徴を確認して組み合わせる方法もあります。リールは竿やラインとのバランスも考えて選ぶことが重要です。
Q. 釣り初心者はどのくらいの予算が必要?
必要な金額は釣り方によって変わります。DAIWAでは、シンプルな川釣りの例として、1万円以内で一通りの道具をそろえるケースを紹介していますが、これはすべての釣りに当てはまる金額ではありません。海釣りやルアー釣り、船釣りなどでは必要な費用が異なります。
Q. 100均の釣り道具でも釣れる?
100円ショップでも釣り用品が販売されていることがありますが、商品によって用途や仕様が異なります。すべての釣りに使えるわけではないため、価格だけで判断せず、自分がする釣りに対応しているか確認しましょう。特に竿やリールなどは、対象魚や仕掛けとの組み合わせを考えることが重要です。
Q. 釣り初心者はクーラーボックスが必要?
釣った魚を持ち帰るなら、保冷できるクーラーボックスなどを用意しておくとよいでしょう。魚を持ち帰らない場合でも、飲み物などの保冷に利用できます。必要な容量は釣行時間や対象魚、持ち帰る量によって変わるため、最初から大容量の商品を選ぶ必要はありません。
Q. 釣り初心者にライフジャケットは必要?
水辺では転落などの危険があるため、安全対策を優先する必要があります。海上保安庁は釣り場ごとの安全対策を案内しており、ライフジャケットの着用や釣り場に適した履物などを紹介しています。特に水面に近い場所や足場の悪い場所では、安全装備を軽視しないようにしましょう。
釣り初心者が最初にそろえる道具まとめ
釣り初心者が最初にそろえる基本的な道具は、竿、リール、ライン、仕掛け、エサまたはルアーなどです。ただし、釣り方によってはリールを使わない場合もあるため、すべての人に同じ道具が必要なわけではありません。
そのほか、ハサミやプライヤー、クーラーボックス、水汲みバケツなどがあると、釣りをより快適に楽しめます。ただし、これらは釣り方や魚を持ち帰るかどうかによって必要性が変わります。最初からすべてそろえるのではなく、必要なものから順番に用意しましょう。
最も重要なのは、まず「どこで、何を、どんな方法で釣るのか」を決めることです。堤防でアジやイワシなどを狙うならサビキ釣り、エサを使って近距離から魚を狙うならちょい投げ、ルアーを操作して魚を狙うならルアー釣りというように、釣り方を決めれば必要な道具も絞り込めます。
初心者セットを利用するのも一つの方法ですが、セット内容と対象となる釣り方を確認してから購入しましょう。また、道具をそろえる際は釣具だけに目を向けず、ライフジャケットや釣り場に適した履物など、安全に関わる用品も忘れないことが大切です。
まとめ
釣り初心者が道具をそろえるときは、最初からすべてを購入する必要はありません。基本となるのは、釣り方に応じた竿、リール、ライン、仕掛け、エサまたはルアーです。ハサミやプライヤー、クーラーボックスなどは、必要に応じて追加するとよいでしょう。
道具選びで最も重要なのは、「初心者向けだから」という理由だけで選ぶことではありません。狙う魚、釣り場、釣り方に適しているかを確認することが大切です。分からない場合は、釣り場や対象魚を決めたうえで、釣具店のスタッフなどに相談すると必要な用品を絞り込みやすくなります。
また、水辺で楽しむレジャーだからこそ、安全用品も忘れてはいけません。ライフジャケット、釣り場に適した履物、季節に応じた服装などを準備し、釣り場のルールや天候も確認しましょう。仕掛けを投げる際には周囲を確認し、無理のない場所と条件で釣りをすることが重要です。
釣り道具は、実際に釣りを経験することで自分に必要なものが分かってくる趣味でもあります。最初はシンプルな道具から始めて、実際に使ってみて「もっとこうしたい」と感じた部分から道具を追加していけば十分です。道具を必要以上に増やすのではなく、安全を最優先にしながら、自分の釣り方に合った用品を少しずつそろえていきましょう。
参考にした情報元
- 【釣り初心者にもおすすめの道具を紹介|SHIMANO】 https://fish.shimano.com/ja-JP/content/beginners/fishingtackle/index.html
- 【リールとは?初心者向けに種類や選び方、取り付け方を解説|SHIMANO】 https://fish.shimano.com/ja-JP/content/beginners/fishingtackle/reel/index.html
- 【釣り初心者を徹底サポート シマノのビギナーズサイト|SHIMANO】 https://fish.shimano.com/ja-JP/content/beginners/index.html
- 【釣りの基礎知識(釣具の役割と使い方)|DAIWA 初心者のための釣り入門】 https://www.daiwa.com/jp/beginner/tackle
- 【釣具の役割と使い方「竿(ロッド)」|DAIWA 初心者のための釣り入門】 https://www.daiwa.com/jp/beginner/tackle/rod
- 【釣具の役割と使い方「リール」|DAIWA 初心者のための釣り入門】 https://www.daiwa.com/jp/beginner/tackle/reel
- 【こんな所で釣りはできる!サビキ仕掛けで釣る|DAIWA 初心者のための釣り入門】 https://www.daiwa.com/jp/beginner/place/sabiki
- 【よくある質問&トラブル|DAIWA 初心者のための釣り入門】 https://www.daiwa.com/jp/beginner/faq/
- 【釣りはまず投げることから|DAIWA 初心者のための釣り入門】 https://www.daiwa.com/jp/beginner/throw/nobe
- 【ウォーターセーフティガイド「釣り編」|海上保安庁】 https://www.kaiho.mlit.go.jp/info/kouhou/r7/k250609/k250609.pdf
コメント